僕と彼女とでんぱ組.incの832日 #1 遺品
ども! 元ココロのひきこもりで、でヲタのわっしー.inc です
本日 無事退院をし家に戻ることが出来ました
一応万全を期すために3日ほど自宅療養をし、会社には7日から出勤する予定です
ただ、10日以上2週間近く病院のベッドで寝たきりでしたので、とにかく動きたくて、動きたくて仕方がなかったのでこの機会にずっとそのままにしてあった彼女の遺品整理をすることにしました
彼女が亡くなってから3か月が経ちましたが正直、気持ちの上で整理することが出来たかと言うと全くできていません
でも、生前彼女は口癖のように「私がいなくなってもJちゃんにはいつも笑っていてほしいな」と何度も、何度も、それこそ彼女の入院先の病院から帰る前には必ずといっていいほどその言葉を口にしていました
自分の体が、命が大変な状況にあるにもかかわらずいつも僕の病気やココロのケアを第一に考えてくれて、それでいて前向きに笑って過ごしていてほしい
本当に素敵で素晴らしく、僕なんかには勿体ないぐらいの女性でした
今回こうして入院をしたことで改めて思った事は
「僕は彼女のたった1つの願いの為にも毎日を笑って生きなくてはならないんだ」
その為にも、前に進んで行く為にも、辛いけど彼女が残していった数々のモノをそのままにしておくわけにはいかない
そう思い まずは遺品の整理から始めようと思いました
服やカバン、装飾品などは昨年のうちに義妹にお願いしすでに整理していたのですが、それ以外のモノはそのままでしたので、まずは本棚から始めようと思い上段から1つづつ本を手に取っていきました。
本がだいたい整理され、下の段に手を伸ばしたところ彼女のアルバムと日記が出てきました
「これはどうしたもんだろう?」
一瞬 躊躇してしまいました
いくら夫婦とはいえ、こういったプライベートなモノはいったいどうすればいいんだろう? 当然そのままの状態で捨ててしまう訳にはいかないし、燃やすべきなのかな?
でも、中身を確認しないでそうしてしまうのもどうなんだろう?
いやいや だからといって勝手に見てしまうのもよくないよな?
そうこうしているうちにだんだんと中身が気になってしまい、どうしても見てみたくなってしまいました
いや、正確に言うとただ単に中身を見たいという衝動より、今となっては感じることが出来ない彼女の気持ちや想いにふれたいとう事の方が強いのかと思います
女々しい話、僕はまだ彼女の事をいつも求めていて、少しでも彼女を感じられるものに対して飢えているんです
「ごめんなさい」
と言葉に出してから日記を開きました
1番最初のページの日付は2016年10月8日 彼女の誕生日に書かれたものでした
彼女はその日 プロのジャズピアニストになる事を諦めたようです
その日の日記の最後に
「私はみりんちゃんにはなれなかった…」
と書かれていました とても印象的な言葉で胸が締めつけられるような切ない言葉でした
彼女は大好きな「でんぱ組.inc」、そしてその中でも推しであった「古川未鈴」さんの事を応援しながらも、みりんちゃんの活躍を励みに一生懸命に自身の夢を追っていたんだと思います
でも、彼女は何かしらの事情でプロになる事を諦めざるをえなかったんでしょう
もし、その時 僕が彼女のそばにいることが出来たならどんな言葉をかけてあげることが出来たんだろう?
きっと何も言えずにただ黙って寄り添う事しかできなかったでしょう
最初のページから彼女の事を想い出し、切なくなってしまいました
これが僕と彼女が出会うよりもずっと前の話し、僕と彼女とでんぱ組.incが出会い過ごした832日間よりも1年近く前の話しです
正直ブログに書くべきではない内容なのかもしれません
でも僕はどうしても彼女と出会い過ごした832日間という短いけど本当に幸せだった時間を忘れたくないし、これからもずっと大切にしていきたい
そしてピアノとゲームとマシュマロと車の運転が大好きで、大食いで、元気で、ちょっと口が悪い、でヲタでみりヲタだった そんな彼女がこの世にいた事をカタチとして残したい。
だからこの先、これを書くことで誰かに批判されようとも、寂しい自分に酔ってると言われようとも、この気持ちを誰かに分かってもらおうとも、読んでほしいとも思いません
完全に独りよがりで、ただ 僕が僕自身の為だけに書き続けるブログになります
いつも僕のブログを読んでいただけたり、スターをつけていただいている読者の方には大変申し訳ありませんが書き続けさせていただきます
ごめんなさい
最後に彼女が大好きだった「でんぱ組.inc」の曲の中でも1番好きだった歌
「檸檬色」
を聴いて#1を〆たいと思います