病気で、ひきこもりだった僕とでんぱ組.inc #5
ども! 元ココロのひきこもりで、でヲタのわっしー.inc です
先日、僕のブログを読んで「勇気をもらった」と言ってくれたYさんのお母さんからもメッセージを頂きました。
実はもともと僕のブログを見つけてくれたのはお母さんで、その後 Yさんに勧めてくれて今に至るという経緯を教えていただきました。
しかも、今書いているブログ「ココロのひきこもりだった僕とでんぱ組.inc」ではなく10月に閉鎖した以前のブログからずっと読み続けてくれていたようで、ちょっとビックリしたのと同時にとても嬉しかったです。
そしてここからが本題なのですが、今回 Yさんのお母さんが僕にメッセージをくれた1番の理由は以前のブログで書いたある記事をどうしても娘さんに読ませたいという事で「なんとかならないでしょうか?」というものでした。
バックアップはとってありましたのでどうにでも出来るのですが、正直1度閉鎖したブログの記事を今更載せるというのには正直若干の抵抗はありました。
ただ、それをするという事だけでYさんにとってほんの少しでもプラスに働くのであれば僕のこだわりなんて、それこそどうでもいいくらい些細なものなのでもう1度記事を載せることにしました。
僕のブログを読者登録してくれている方の半数近くは以前書いていたブログから読んでいてくれている方々なので、同じ内容を2回読むのは退屈だと思われかもしれませんが今回だけはどうかご容赦ください。よろしくお願いします。
今日は僕の病気が見つかってから最初の2年間について書いてみたいと思います。
今から12年前のちょうどこのくらいの時期に僕は医者から
「〇〇〇〇〇〇病の可能性が非常に高いです」
という言葉を聞かされました。
異常なほど左目のまばたきが多い先生でずっとそこに気を取られてあまり話が頭に入ってこなかったのですが、
「今のところ命にかかわる病気ではない」
と言われたのでまあ大丈夫だろう程度の気持ちでいました。
とりあえず説明を聞き家に帰ってから一応その病名を調べてビックリ!
「症状が進むことにより失明の可能性が高い」
「5~10年以内に病変する事があり、予後不良の可能性もある」
「完全型、不完全型ともに国が指定する難病である」
はぁ? いやいやちょっと微熱があって体がだるいだけだし
そんな 全然普通に生活できてるし、何にも問題ないんじゃない?
何を言ってるのかさっぱり意味がわからない
そう思いながらも指定された日に病院に向かったのですが
その日が、辛くて死にたくなるような地獄の日々の始まりでした
まず自分に合った薬を探すため色々と試していったのですが、なかなか合うものが見つからず結局僕はまる2年かかったのですが、その間体調は最悪。日によっては起き上がることもできなかったり、40度の高熱にうなされたり、頭痛、吐き気、めまい、動悸、ふらつき、かゆみ、痛みは当たり前とにかく辛くて、辛くて病気の症状を抑えるための薬や治療が、余計に苦しくてこんなにつらいのならいっその事
「治療なんかして欲しくない!もう何もしないでくれ!」
「こんなに辛いなら死んだほうがましだ。いっそ殺してくれ!」
当然気持ちの余裕もなくなっていたので心配する家族に対してもひどい態度をとったり、悲しませるよな言葉を浴びせたりもしました。
何度 母を悲しませ、泣かせたかもわかりません。
本当に最悪でした。なにが最悪かっていい年をした、いい大人がちょっと自分の体調が悪いからって周りに対してひどい態度をとる。
自分がこんなにも小さな人間だったんだと思い知らされました。
それを自分自身で気づいてしまった時のあの感情は今でも忘れることが出来ず、いまだに後悔の気持ちしかありません。
多分その頃からですね。
自分の小ささに気づいた頃からだんだんと人との関わりを避けるようになっていったのは......
そこから10年。
本当に永くて苦しい毎日でした。
でも、今は毎日が楽しくてしかたがありません。
何度も言いますが、たくさんの素敵な友人たちに次々と出会い、「でんぱ組.inc」を知り応援することで僕の人生は180度、全く変わったものとなり別の人の人生を歩んでいるようです。
でんぱ組.inc の楽曲の中に「WWDBEST」という曲があります。
その曲の中でこのような歌詞が歌われています
”生きてきた事に意味はあったんだなぁ 少しだけ自分褒めていいかな?”
僕の人生も、苦しんで生きてきた日々も意味があったんだと思います
僕も、少しだけ自分を褒めてもいいかな?